新潟は手塚監督の長編映画「白痴」の撮影の舞台となったこともあり、映画の公開から20年以上たった現在でも毎年手塚監督は新潟に訪れて、「白痴」の原作者・坂口安吾氏のご子息との交流や、地元で映画制作を志している方々に向けて「にいがた映画塾」の講師としてもこの地を訪れる機会が多いとの事でした。
今回トークイベントでご一緒させていただきましたナシモト監督や地元のスタッフの方々との協力の中で「白痴」という映画を制作し、20年以上たった現在も続いているという繋がりの強さは集団で作品を作り出していく映画ならではの体験のように思えました。
上映・トークイベント終了後に打ち上げで手塚監督や関係者の方々とじっくりと当時のお話等も伺えたことも自分の新しい体験の財産になりました。
手塚監督自身も"今回の作品を気に入っていますよ"という事や、小林監督、寺内監督の作品・キャストついても魅力を打ち上げの場でも語っていただき、今後のシャッターガール関連の展開の糧になる気もします。
また手塚監督から『「東京シャッターガール」は上手くいったと思いますけど、映画作りの苦労はまだまだ奥深いですよ』と訓戒いただいたのと、後トークショーが始まる前の袖の待ち時で『まったく桐木さんと正反対のジャンルの服装ですね』と言っていただいたのも面白かったです笑
深夜まで少人数での打ち上げにお付き合いいただいたり、自ら新潟の街案内をしてくださったりと手塚監督の人柄に改めて私淑する思いでした。
開期:9/20(土)～9/26(金) 会場:新潟・市民映画館 シネ・ウインド
〒950-0909 新潟市中央区八千代2-1-1 万代シテイ第2駐車場ビル1F
電話:025・243・5530
HP:https://www.cinewind.com/
